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2019/05/04

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家族について

昨日の5月3日に、義母の四十九日を行い、無事に納骨を済ませました。

私の両親、夫の両親ともにいなくなり、改めて家族について考えています。

義母が日々付けていた5年日記が2冊残っています。10年分です。一日一行ずつですが、ほとんど家族の事ばかりでした。

私とスーパーに行ったこと、孫が誕生日にケーキを買ってきてくれたこと、息子が単身赴任先から帰ってきたこと、赴任先に戻ったこと、息子夫婦がゴルフに行ったこと、孫が免許を取ったこと、私が休日出勤だったこと、次男が北海道から帰省したこと、家族の誰かが旅行に行ったこと等。たまに芸能人の誰それが亡くなったこと...。

自分の事はというと、腰が痛む、咳が出た、肩が痛い、起き上がるのが辛い...等、体の不調のみ。

足腰が悪く、晩年は外に出かけることもなかった義母の世界は家族だけでした。 家族の出来事を淡々と綴っていて恨み言は一言もありませんでした。家族の誕生日は〇〇何歳と歳が書いてありました。お義父さんが亡くなった後も毎年お義父さんの歳を書いていました。

おかあさんは同居した12年間、幸せだったかな? 私にとっては本当に良い姑でした。嫁姑問題など全くなく、いつも優しく穏やかで良い姑でした。

相談所のプロフィールで、同居NGと書いてある女性が多いですが、そんなに悪いものでも無いですよ。そりゃ赤の他人が一緒に生活するので、価値観や習慣の違いでぶつかることもあると思います。私もエラソーに言えるほど良い嫁ではありませんでした。

それでも家族って多い方がいいなーと冠婚葬祭の時は必ずそう思います。血の繋がりだけが家族じゃありません。義母の日記を読み、自分以外の人の事を気にかけるようになることが家族を作るってことなんだな~と今更ながら当たり前の事を思い出しました。

 

 
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