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2020/12/24

BLOG 成婚

諦めなければ夢は叶う






彼女が入会したのは、昨年の5月。 1年4ヶ月でのご成婚です。 婚活占いのイベントで知り合ったのですが、彼女を占うとかなり苦しい生き方をしているのがわかりました。過去の恋愛のトラウマも抱えていて、途中から占いというよりも悩み相談になりました。





彼女は5年近く婚活を続けていましたが上手くいかず、結婚できる気がしないと言って泣くのです。私は、どうにかしてこの苦しんでいる彼女を楽にしてあげたい一心で、「私が結婚させてあげるから」と言い、そこから彼女と二人三脚での長い婚活が始まりました。





読者モデルやタレント活動もやっていた彼女は、お申込みをたくさんいただきました。積極的にお申込みを続けました。しかし、彼女がお見合いを受ける方、お申込みをする方は高年収の男性ばかり。





彼女の夢は、ハリーウインストンの指環を買ってもらい、シンデレラ城の前でプロポーズをされること。常にお姫様扱いをしてもらいたい。その為には年収が高い方じゃないと…という理由です。なので、年は結構年上の男性が多かった気がします。





お見合いはたくさん組むことが出来、交際にも進めます。常に複数同時に仮交際をするのですが、不安だらけで男性不信の彼女はなかなか一人に決める勇気がありりません。





そんな中、コロナで緊急事態宣言が出されます。医療機関で働く彼女のお見合いやデートは、ほとんどリモートになりました。すると、彼女の立場を考え、リモートだけのデートをずっと続けてくれる男性が現れました。彼女がいつも選ぶような年の離れた高収入のエリート男性ではありません。二つ年上で、お相手仲人さんによると女性との交際経験がなく、女性が喜ぶようなリードもできないタイプです。 





しかし、二人は毎週必ず一回はオンラインで長時間話をしたそうです。他の男性のようにすぐに会おうとは言ってきません。彼女の家族や仕事の事を優先するその優しさに彼女の心は次第に彼に傾いていきました。オンラインだけでのデートを重ね、お互いの価値観を確認し合い本音で何でも話すようになりました。そんなデートを二ヶ月近く続け、緊急事態宣言が明け初めて直接会った日に二人は真剣交際へと進む決意を固めていたようです。





それから、頻繁に会うようになった二人ですが、金銭感覚の違いや価値観のずれが出てくる事もあり、二人の間に溝が出来そうになった時、彼は涙を流しながら彼女に気持ちを伝える事もあったそうです。その時彼女が私に「彼を失うことを考えたら贅沢な暮らしなんてむなしいと思うようになった」と言っていました。





結果、彼は彼女の夢だけは叶えたいと、ハリーウインストンの指環を買い、彼女にプロポーズ。今月10日の大安吉日・一粒万倍日・大明日の3つの吉日が重なる日にご入籍されました。





彼女のご成婚アンケートに「宮内さんが、辛いときも迷うときも悲しい時もどうしたらいいかわからない時も不安なときも連絡をすると、いつのタイミングでもすぐに返事を頂けて話をきいてくれて対応して戴けたおかげで結婚できました」書いてくれたのを読んだ時は涙が止まりませんでした。





婚活は楽しんでやろう!といつも会員さんには言っていますが、どうしても辛くなる時はあります。休憩しても八つ当たりしてもいいから諦めることだけはしないで欲しいと心から思います。






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